拙なる日々

コロナウイルス対策の一環としての暇つぶしです。

オンラインオリンピック

東京オリンピックの今年開催は、何だか絶望的になってきたような気がします。かといって再延期というのも、選手のコンディションや競技者としてのピークなどを考えた場合、難しい感じですね。だからもう、最近の時流に乗って、可能な限りオンラインで開催しちゃいましょう。

 

重量挙げとかは、とりあえず問題なさそうですね。

日本や世界各地の会場で、同時に持ち上げてもらう。テレビ放送では12分割とかで、各国の選手がそれぞれの国の会場で一斉にバーベルを持ち上げるのが観られる。

「こんな夜更けに重量挙げかよ!」

ロシアとかの強面の選手に怒鳴られそうですが、時間はあくまでも開催国日本に合わせてもらう。日本時間の朝9時からスタートするとロシアはまだ明け方の3時頃で、調整はとても難しい。開催国有利ですな。

またオンラインだと一斉にスタートできるので、他の人がバーベルを持ち上げられるかどうかを一々待つ必要がない。とてもスピーディーにメダルが決まります。

 

やり投げや走り幅跳び棒高跳びも問題なさそうですね。

一斉に投げる!走る!跳ぶ!

不正が起きないように、審判は第3国から派遣しましょう。

 

この分だと水泳もいけそうだ。

スタート時刻を厳密に合わせて、世界各地で一斉に飛び込む。

日本から遠く離れた国では、真夜中の誰もいないプールで、バシャッと水しぶきが上がります。南半球の国は、季節が逆なので雪が降っているかもしれません。

孤独な戦い。世界記録が出て優勝しても、隣のレーンには誰もいない。静まりかえった真夜中のプールで、静かに金メダルが決まる。

 

なんだ、じゃあ陸上の花形100メートル走もそれで。

ただ、各地の競技場の気象環境などを考慮してタイムにハンディをつけて勝者を決めるため、競技後に綿密な数値計算を行なう必要があり、勝負の結果は翌日昼以降に判明します。

選手は競技後すぐには結果が分からず、まるで健康診断を受けた後のようなモヤモヤ感を味わう。

 

球技とか格闘技は、これはもう相手が必要なのでオンラインでは無理ですなあ。オンラインゲームで勝負をつけるしかない。

サッカーでブラジルは初戦敗退するわ(しかも0-8で韓国に完敗)、日本のお家芸柔道は韓国に全敗するわ(何だかイメージとして、韓国の人ってオンラインゲーム強そう。そもそも柔道のゲームってあるのか?)、これまでの常識が通用しない戦いが展開されることでしょう。

 

・・・やっぱり普通に集まって開催しないと無理ですわ。コロナさん、ボチボチお引き取りをお願いします。

 

※書き終わってから、大昔ハイパーオリンピックってファミコンゲームがあったことを思い出しました。ある意味先駆的?なゲームだったのですね。