拙なる日々

コロナウイルス対策の一環としての暇つぶしです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

とよのくに紀行3~玖珠町

JR豊後森駅は、福岡・久留米駅と大分駅を結ぶ久大本線の中間地点にあります。 この駅が所在する玖珠町は、緑の美しい静かな街ですが、かつて蒸気機関車の時代、この場所には国鉄豊後森機関区が置かれて、大変にぎわっていたそうです。 旧豊後森機関庫に保…

温泉考

大分は「(県庁発表)日本一のおんせん県」ですので、大分市内の私の住む近くにもあちこち温泉があります。他の地域でいう銭湯が基本すべて温泉なのですが、安くて質の良いお湯に日常的に入れるのはありがたい。まあ、私の本拠地鹿児島もそこは同じなので、…

宝くじ年金

選挙も終わりましたが、選挙期間中に各党の公約とか読んでも、心惹かれるものはなかった。日本は成熟社会になって、そのことは悪いことばかりではないのかもしれないけれど、何だかワクワクはしませんねえ…。 せめて少しだけワクワクする気持ちを持とうと、…

生きる力

昨夜は21時に床に就いて、10時間くらい寝たのに、日中も15時くらいまで布団の中で眠っていました。熱とかはなかったけれど、完全にダウンしていたんだな。本当に疲れていたんだ。 それでも心身とも復活しつつあるのか、起きてからは掃除したり、図書館で本を…

とよのくに紀行2~臼杵

大分県は、昔の「国」でいうと、豊後国、一部北部が豊前国。「豊の国」であります。 住んでみて良く分かります。 まず気候が温暖で、降水量も多からず少なからずのちょうどよい感じ。また大分の語源は「多き田」であるとの説があるくらいなので、昔から作物…

とよのくに紀行1~大分市戸次

大分赴任も3年目に入りましたので、そろそろ「総括」を始めたいと思います。(そんなこと言っておいて、まだまだ長く居座る可能性もありますが…。) 大分に引っ越してきて、前任地の名古屋から自分の車が届いたその日に向かったのが、「戸次川(へつぎがわ…

ハム工場

ハム工場では、子豚をモノになるかどうか分からないうちに仕入れて飼育し、大物になって飼育代がかさんできたら、たとえ人気がある豚ちゃんでも情け容赦なくハムに加工して出荷し、大儲けをしています。最近アメリカに出荷したハムは、とりわけ美味で食べご…

拙なる日

焼き肉屋の前を通りかかったところ、お店の入り口に「体重測定にご協力ください」との張り紙がありました。 体重が重いと、肉食べさせてもらえないのかなあ。「健康に良くないから、お客様はタマネギとカボチャ中心です」とか言われるのかなあ。お客様思い(…

オリンピックが終わる

東京オリンピックが、まもなく終わりますね。 コロナがどうとか、メダルがどうとかは、とりあえず置いといて、全世界の選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。 今回のオリンピックで、何かが物足りないと感じていたのですが、それは「帰国フィーバー」がない…

夏の空と露天風呂

せっかく「日本一のおんせん県」大分に住んでいるので、暑くても温泉に入る! …というわけで、別府の山の麓の見晴らしの良い露天風呂に、ぶらりと行ってきました。 ほとんど貸し切りの状態で、のんびりとぬるめのお湯に浸かる。 聞こえるは、セミの鳴き声ば…

オリンピックが始まる

東京オリンピックが、いよいよ始まりますね。 ただし、いつものオリンピックのように、各国の代表がその威信をかけて熱戦を繰り広げる一方で、全人類代表「日本国」VS.全ウイルス代表「COVID-19」の決戦も同時に行なわなければならない。代表といっても、…

雨夜に想う

梅雨に入りました。 雨が多くて、ジメジメして、嫌われ者の季節ですね。でも、鬱陶しいなあと、ただ嫌々過ごすだけでは、もったいないような気もします。 梅雨は「音」の季節です。 仕事でつまずいたり、人との関係に少し疲れたりしたとき、聞こえてくる優し…

男の花(3)

700人vs.50000人の戦い。 降伏勧告をはねのけられた島津勢は、圧倒的に優勢な数の力を頼みとして、力尽くで岩屋城に攻めかかります。これだけの兵力の差。島津、大友の勢いの差。島津側は、こんな小城のひとつくらい簡単に落ちるだろうと、高をくくっていた…

男の花(2)

高橋紹運の居城であった岩屋城は、古代史で有名な福岡県の旧大宰府政庁の裏山といえる場所に築かれていました。 実際に登ってみたら、高さはそれほどでもありませんが、平地からいきなり急峻な山となっていますので、「まあ普通、城作るよな」といった、そう…

男の花(1)

私も最近知ったのですが、「NHK大河ドラマ「大友宗麟」誘致推進協議会」なる組織があります。 顧問には大分県知事や関係地の市長、県議会議長などそうそうたるメンバーが名を連ねていて、まあ結構大分県の総力をあげているといってもよいのですが、今ひと…

聖火は来たけれど

大分にも聖火がやってきました! …と、普通ならオリンピックムードに酔いしれるところなのでしょうが、誰もが「ホントにできるの?」と心の底では疑いながら迎える東京大会の聖火であります。 我々は、もしかしたら聖火だけが来て、肝心のオリンピックが来な…

鬼も仏も

コロナもまだ微妙な時期ですが、どうしても見ておきたくて、太宰府の九州国立博物館まで行ってきました。 お目当ては、中宮寺の国宝「菩薩半跏思惟像」。 ↑ お土産で買ったマグネット(くまモンは違います) いい仏様だね~。さすがは飛鳥時代の最高傑作とい…

こんなものを作ってほしい(2)

街に出ると、フラフラ歩きながらスマホを見ている人がいて、ぶつかりそうになることがありますよね。 当人はぶつからないようにしているつもりなのでしょうが、実際のところは周りが気を遣っているからそうなのであって、歩くのか止まるか、どっちに向かうの…

こんなものを作ってほしい(1)

車を運転していて道を譲ってもらったりしたとき、お礼にクラクションを鳴らしたりしますけど、いつまで経っても、 「パパッ」 って、軽い感じで鳴らすことができません。 お礼のつもりだったのに、 「パアーン!!」 と、まるでクレームをつけるみたいになっ…

過重労働

最近はさすがにもう、マスクなしの人を見かけなくなりました。コロナ早く退散しないかなあ。 何だか、少しだけ笑ってしまうことがあります。 マスクして、メガネをかけて、イヤホンで音楽を聴いている人。 耳 → ワイをどんだけ働かす気やねん。 マスクのゴム…

新聞に未来はあるか?

先日、毎日新聞が「中小企業」になるというニュースをみて、驚きました。 実際のところは資本金の減額による税法上の変更に過ぎないようですが、老舗の全国紙が、なりふり構っていられない状況になっているのだろうと思われる点で、いろいろと考えさせられる…

オンラインオリンピック

東京オリンピックの今年開催は、何だか絶望的になってきたような気がします。かといって再延期というのも、選手のコンディションや競技者としてのピークなどを考えた場合、難しい感じですね。だからもう、最近の時流に乗って、可能な限りオンラインで開催し…

縁起をかついで

年が明けて、大分はとても寒い日が続いています。家の近所から見える由布岳も、雪で真っ白になっていました。桜島や阿蘇山のような荒ぶる山はありませんが、大分も立派な火山県。雄々しい光景が、引き締まった冬の空気によく似合います。 年明けなので縁起を…